理不尽に感情で怒る毒親
子供と良好な関係を築きたい!そう思っているあなたは子供達と、良好な関係を築けます。だって、そう思っていることが大事だから・・・私が望むことは小さな命の灯火が消えないこと。笑って過ごせる親子の時間と子供の自立を望んでいます。
現在は、父親が苦手です。学生の時はホント早く死んで欲しいと思っていました。あなたも現在の関わりを直さないとそう思われるかもしれませんよ
だらずじゃねかっ!わ~わ!私はこの方言がトラウマです。
今から遡ること35年前、当時小学生だった私はこの言葉を何度言われたことでしょう・・・
この方言の意味は、馬鹿かお前は!です。日本語的に言えば、お前は馬鹿か?なんですがね・・・この際どうでもいいんですが。
子供に対して理不尽な怒り方をしてしまうと、子どもはこんな成長をしますよ!という話です。そして、これは私が身を持って経験しています。
父親は自営業、母親は専業主婦をしていました。当時はバブル真っ盛りで建設業の父はそりゃあもう、たくさん稼いでいました。小さい時から両親よりも祖母とたくさん関わりがあった私は、おばあちゃん子でした。
父の母に対する罵声。一方的に罵られる母。子供だった私が犯したミスは、全て母のせい。おばあちゃんにもその罵声は向けられます。
罵声を浴びせられている人を見た私は、恐怖でしかありません。
自分には向けられてないんですよ!その罵声は。ですが怖かったんです。これが、現在でも心に刻まれているキズの一つ。
感情が押さえ込まれている原因の一つ。
感情が押さえ込まれていた私はこうなりました。
1.自分のやりたいが言えない。自分のやってみたいこと・こうなりたい・と自分の意見が言えない。それを言うと否定をされるかもしれないと言う恐怖が先行するから。
2.言えない自分に対して、自己嫌悪するようになる。それは、なんで言えないんだろう?なんでできないんだろう?と自信をなくしていってしまった。
3.自信をなくすことで、自分なんて・・・と思うようになった。そして、相手が望むこと相手に嫌われないように、自分の感情を殺して、意見を言わず、場の空気を読み、やる気が出ない。
理不尽にあなたは怒っていませんか?
さらにこんな影響も出ています。
現在私は結婚をして、3人子供にも恵まれています。子供がやってしまったことで理不尽な叱り方をしている。と妻からの言葉がありました。
妻・・・その叱り方、お義父さんに似ちょるよ!感情で怒ってない?と。
私・・・そげ?
ハッとしました。大嫌いな父親と同じ意味合いの言葉。
家から出て行けや!ごめんなさいは? こんなふうに子供に向かって怒鳴っていました。
小さい時に言われて嫌だった言葉を、我が子に向かって使っている自分。
小さい時に味わった辛い気持ちを、我が子にも味わわせています。こんな父親になっていたなんて・・・
子供を叱る時に、こんなふうに叱っていませんか?
怒鳴る・暴力を振るう・・・心に深い傷になっていつまでも残ります。
子供の話を聞かずに一方的に叱る・・・話をするのを諦めるようになります
その場で叱る・・・後で叱るのは意味がありません。
だらだらと説教が長い・・・一度、きちんと叱れば子供はわかります。
私が子供の時に、どんな父親が理想だったのか?思い出してみる。
・・・
・・・
・・・
・・・
・・・
ごめんなさい。思い出せませんでした。辛い過去しか思い出せれません。これほどまでにも、深い傷になるんですよね。
では、良好な親子関係ってなんでしょう?
自分がされなかったことは、今日あった出来事を聞いてもらえなかったことです。寂しかったなあ。おばあちゃんは耳が遠くてあまり話のキャッチボールができなかったです。
志村けんと石野陽子のコントみたいな感じです。ようこさんよ、飯はまだかあ~?みたいな感じでしたので・・・話がそれました。
子どもの話を聞くこととは・・・私の例でなんですが、長男はフォートナイトにはまっています。この間ビクロイしたんだ!って言ってきました。(ビクロイっていうのはビクトリーロイヤルの略でオンラインゲームの、そのラウンドで最後まで生き残ったということです。)初めてだったので嬉しそうでしたが、私がそっけない反応だったので、す~っと離れていったのです。そして少し寂しそうでした。
あっ!このことだな!と思い出し、長男のそばに行き、こう言いました。
私・・・やったなあ!初めてだへん?
長男・・・そげだよ!デュオでビクロイしたんだ!
私・・・すごいなあ!(デュオ?何それ?二人チーム?)ビクロイの画面写メさせて!
長男・・・いいよ~
私・・・ブログに載せていい?
長男・・・のせてもいいで!あっ載せる条件で、もうすぐ新しいシーズンが始まるけん課金させて!
私・・・その件は、お母さんと三人で話そうね!
長男・・・は~い。(ちょっと悲しげ)

このように、少しの態度を変えることでコミュニケーションが生まれます。そして相手との信頼関係を少しずつ形づけていくことが大切です。(子供がゲームにのめり込むのは、あんまり好きではないのでルールを作っています。それを守ることも、守らせることも大事です。)
ご自分の態度を改めて見直し、家族がコミュニケーションを取れることのありがたみを意識してみませんか?
後日談・・・私と長男で、妻に課金することについてのプレゼンを行いました。結果は、厳しい条件でしたので、先送りになりそうです。